2016年3月28日月曜日

EC-CUBE3カスタマイズ2(EC-CUBE3基礎編)

SYSTEM_KDです。

ec-cube3カスタマイズ1を書いてから、随分と時間がたってしまいましたが、ec-cube3をカスタマイズのその2になります。

 

今回、内容としてプラグインの基礎を書こうかと思ったのですが、カスタマイズ1で「カスタマイズするには・・・」と始めたのに、その2でプラグインはこんな感じでっていうのは、実はぶっ飛ばし過ぎな気がしますので、ec-cubeの基礎編として、ec-cube3のファイル構成・カスタマイズを行う際にさわるであろうファイルについて、まとめてみようと思います。

 

では、ファイル構成から。

 

ec-cube3のファイル構成

ec-cube3のソースをダウンロードして、解凍するとずらっとディレクトリとファイルがあるな中に、以下3つのディレクトリがあると思います。

app, src, vendor, html

dir

ひとまずこの4つ、カスタマイズとして考えると、特に「app」と「src」が重要です。

 

app ディレクトリについて

app には、設定ファイルログキャッシュインストールしたプラグインのファイルが格納されています。

それぞれ、具体的な格納場所は以下になります。

 

<設定ファイル>

app/config/eccube/

例えば、ec-cubeのコミュニティ等で質問をした際に、config を確認とか設定を確認すれば良い等の回答をもらった場合は、こちらを確認します。

 

<ログファイル>

app/log

これは分かりやすいですね。logというディレクトリにログファイルが格納されています。

ちなみにログファイルは、site_日付.log というファイル名で出力されます。

 

<キャッシュ>

app/cache

ec-cube3のキャッシュ情報はここへ格納されます。

ec-cubeのコミュニティ等でキャッシュをクリアしてくださいと回答をもらった場合は、この配下をクリア(削除)します。

 

<プラグイン格納場所>

app/plugin

プラグインをインストールした際はplugin配下へディレクトリが作成されプラグインのファイルが格納されます。

 

appにはもう一つ「template」というディレクトがあるかと思いますが、ここへはテンプレートを格納することができます。

 

src ディレクトリについて

もう一つのsrcディレクトリについてですが、「src」の中身を一言で説明すると、
ec-cube3の本体に当たる部分になるかと思います。

 

何故かと言うと、各画面の処理だったり画面表示用のテンプレートはこの「src」の中にある「eccube」へ格納されているからです。

 

例えば、topページのテンプレートの場所は次になります。

/src/eccube/resource/template/default/index.twig

開いてみると、topページの画像3枚の表示が書かれていると思います。

 

この様に実際の処理・画面がこのディレクトリにあります。
よくさわる(と思わる)箇所だけ簡単にまとめると以下になります。

 

/src/eccube/controller/

 ・・・ 各機能の処理部分になります。

/src/eccube/entity/

 ・・・ entityファイル

/src/eccube/form/

 ・・・ 画面コントロールの定義

/src/eccube/repository/

 ・・・ dbの取得条件

/src/eccube/resource

 ・・・ 画面テンプレート等

/src/eccube/service

 ・・・ 共通的な処理(カート、購入などの処理)

 

(・・・説明難しいです。)

 

 

まとめ

簡単にではありますが、ec-cube3の構成とカスタマイズを行う際にさわるであろうファイルについてまとめてみました。

次回はテンプレート部分について掘り下げてみたいと思います。

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