SYSTEM_KD です。
前回のプラグインを公開してから、かなり時間がたってしまいましたが、
久々の 新作プラグイン 「条件でつくれるカテゴリ」 プラグインをリリースしました。
条件でつくるカテゴリ
今回のプラグインは、どんなプラグインかと言いますと、プラグイン名の通り
条件を利用してカテゴリをつくるれプラグインとなります。
具体的にどういうことかというと、カテゴリに対して カテゴリ内に表示する商品を取得するための条件を設定して、その条件にもとづいて自動でカテゴリへ商品を振り分けることができるプラグインとなっています。
通常であれば、カテゴリに属する商品は手動にて選択を行うため、新たに商品が追加された場合・属するカテゴリを変更したい場合などにおいて、都度設定を行う手間が発生します。
また、商品の在庫状態に応じたカテゴリなど、動的に変化するものによるカテゴリを作成することは難しい状態となります。
ですが、このプラグインを利用すれば、条件にマッチさせることにより、自動で振り分けを行う動的なカテゴリを用意することができます。
様々な条件設定
カテゴリを作成するために様々な条件を利用することができます。
条件は組み合わせて利用することができるので、色々なパターンでカテゴリを用意することができます。
「商品ID (From)」「商品ID (To)」
商品IDの範囲で指定
Fromのみ、Toのみの指定も可能です。
「商品名」
商品名の前方・部分・後方一致で指定
商品名を利用してグループ化したカテゴリを用意したい場合に利用できます。
「商品コード」
商品コードの前方・部分・後方一致で指定
ルールに基づいて商品コードを付与している場合など、商品コードを利用して商品の種類ごとにグループ化したカテゴリを用意した場合に利用できます。
「商品種別」
商品種別で指定
商品種別を OR 条件にて指定することができます。
「販売価格 (From)」「販売価格 (To)」
販売価格の範囲で指定
Fromのみ、Toのみの指定も可能です。
販売価格を利用して、◯円以上・✕円以下・◯円 ~ ✕円 といった、販売価格をもとにしたカテゴリを用意したい場合にご利用できます。
「通常価格 (From)」「通常価格 (To)」
通常価格の範囲で指定
Fromのみ、Toのみの指定も可能です。
販売価格ではなく、通常価格をもとにしたカテゴリを用意したい場合にご利用できます。
「在庫 (無制限)」「在庫 (From)」「在庫 (To)」
在庫の状態で指定
在庫無制限のもの・在庫Fromのみ、Toのみ、範囲で指定可能です。
在庫が少なくなってきたものをまとめ、「残りわずか」「ラスト1点」といった内容が動的に変化するカテゴリを簡単に用意できます。
「タグ」
タグで指定
タグを OR 条件にて指定することができます。
新商品のタグが付いた商品を集めたカテゴリを用意することができます。
「販売制限数 (From)」「販売制限数 (To)」
販売制限数で指定
Fromのみ、Toのみの指定も可能です。
一度に購入できる条件である、販売数を利用したカテゴリを用意することができます。
「お届け可能日」
お届け可能日で指定
お届け日単位でまとめたカテゴリを用意することができます。
条件カテゴリの組み合わせ
条件を利用したカテゴリは、条件通しの組み合わせだけではなく カテゴリ階層 にて組み合わせることが可能です。
条件を利用したカテゴリは、親カテゴリからの条件を引き継ぐようになっているため、下の階層に進むごとに条件によって絞り込みを行っていくことができます。
条件付きカテゴリの親カテゴリが通常のカテゴリ(商品とカテゴリを手動にて結びつける状態)の場合でも同様に親カテゴリの条件(選択した商品)を引き継ぎます。
このため、全ての商品から条件で絞り込むだけでなく、手動で選択した商品からさらに条件にて絞り込むといったことができます。
また、これとは逆に、あるカテゴリの下に条件を付けたカテゴリを配置し、その親カテゴリで抽出される商品は、紐づくカテゴリにて抽出されたものを表示したいという場合があるかと思います。
こういった場合は、親カテゴリを 条件カテゴリ に設定しておき、何も条件を指定しないことにより実現することができるようになっています。
なお、この様に条件を利用したカテゴリは親の条件を引き継ぐ仕組み上、条件の下に紐づくカテゴリは、条件カテゴリでないといけない縛りとなっております。
(自動で条件カテゴリを選択した状態となるので、利用する上で意識することは特にないかと思います)
親カテゴリの選択
メインの機能としては、上記となるのですが、サブ機能としてカテゴリを登録する際に、親カテゴリを選択できる機能があります。
通常、カテゴリを作成した後でのカテゴリの階層変更は容易ではありません。
(一度削除して登録し直す、CSVで再登録、データベースを直接変更などが必要)
せっかく条件を指定したカテゴリを用意しても、階層を間違えてしまいやり直しというのは、面白くありません。
このため、当プラグインには、カテゴリの登録(更新)の際に、親カテゴリを選択できるようになっているため、後からカテゴリの階層を変更することができます。
管理画面での検索
条件を利用したカテゴリについて、主にフロント側についての機能を説明しましたが、管理画面側についても同様に条件を利用したカテゴリでの検索を行うことができます。
また、検索結果のCSV出力についても、同様に条件を利用したカテゴリを反映した結果の出力が行えるようになっております。
(ただし、CSVダウンロード機能は拡張しにくいため、カテゴリ条件版というのを別途用意しております)
まとめ
ということで、久々の新作プラグイン 条件でつくれる プラグインをリリースしましたので、魅力ある商品を、もっと有効的にカテゴライズしてお客様にみせたいといった方は、是非利用してみてください。
以上、プラグインのご紹介でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿